捻挫が治って終わり、
にしない。

足首の捻挫、何度も繰り返す理由は?
運が悪いわけじゃない! 明確な理由をO H I Z U M I が解説。
再発防止のヒントを探りましょう。

ーテニスで足を挫いた。

ある2 0 代男性がテニスをやっていて足を捻挫しました。これ自体はよくある捻挫で足首の外側にある前距腓靭帯という部位の損傷でした。受傷後、病院に行って湿布を貼りサポーターをもらい固定していました。

ーなんてこと、、再び捻挫!

3 週間後。「もう運動してもいいですよ」と病院で言われたので久しぶりにテニスコートに。意気揚々とラケットを持って久しぶりのプレーを楽しもうと思った矢先、、3 0 分も経たないうちになんとまたすぐに同じ足首を捻挫してしまいました。

ー原因は中臀筋の機能不全!?

男性はこのタイミングでO H I Z U M I に来院されました。当院でこの男性のカラダを評価したところ、怪我した方の足の股関節の筋肉である「中臀筋」の機能が低下していることがわかりました。今まで学生時代から色々なところに通って初めて指摘されたそうです。

ー「癖になっている」と思っていた捻挫が治った。

一般の方が「痛めたのは足首だけど、股関節に原因がある」と言われても最初はピンとこないと思います。しかしこの男性は2 ヶ月間の「動きのリハビリ治療」を通して自身のカラダへの理解を深め、テニスをしても捻挫をしなくなりました。

ーカラダには必ず原因があります。

「癖になっている」「スポーツに体が合わない」「膝( や腰)が元々悪い」昔から色々な言い回しでケガを繰り返すのは仕方のないことだと思われてきました。しかし近年、動作分析や評価法が進化し多くの痛みの原因がわかるようになってきています。